こんばんは、さるあみです。
秋田駅前のラーメン屋といえば、真っ先にあがるのは『末廣ラーメン』かと思います。
ですが、2番目となると、人によって違うのではないでしょうか。
それどころか、2番目が出てこない人だっているはずです。
というわけで今回は、そんなあなたにこちらをお送りします。
“【すみたに】辛いものが好き。ラーメンが好き。それならここでしょ”
秋田駅前のスクランブル交差点にある、『羽釜で炊き上げる駅前ラーメン』のフレーズがあたらしい【すみたに】。
この記事を読むことで、なぜいつもお店が閉まっているのかがわかります。
さらに、どういったラーメンをウリにしているのか。自分には合っているのかもわかってしまいます。
正直に言ってしまえば、合わない人にはとことん合わないお店です。
その辺の『なぜ』にもふれていきますので、どうぞ最後までゆっくりしていってくださいね。
それではいってみましょう。
【すみたに】っていつやってるの?
日中を秋田駅前で過ごしていると、決まって閉まっているのが【すみたに】です。
「あれ、定休日かな?」
最初は、たまたま自分の休みとかぶっているのだと思います。
ところがです。
なんか、いつ行っても閉まってるんです。
「わりと最近できたお店だったはずだけど、え、もう潰れたの?」
ランチタイムも閉まってるのをみると、そんなふうに思ってしまいますよね。
けど、安心してください。
【すみたに】は、絶賛営業中なんです。
ただ単に、ターゲットをしぼりにしぼっているだけだったんです。
【すみたに】の営業時間はなんと、20時~3時!
メインターゲットがなんとなくわかってしまいますよね。
その時間に外を歩いている人。
つまり、お酒を飲んだ人がターゲットとなります。
【すみたに】のオススメは?
【すみたに】は券売機で食券を買うシステムのラーメン屋さんです。
券売機のいちばん上の項目。つまり、いちばんのウリになるであろうラーメンの名は『から麺』です。
辛さゼロの『ゼロ辛』にはじまり、1倍、3倍、5倍とつづいていきます。
そして『から麺』の最上級を飾るのが『もうやめて!(100倍)』となっています。
ちなみに、券売機のよこには「辛いものが好きな方は『特辛(8倍)』がおすすめ」と書かれています。
辛いもの好きに8倍を勧めるということは、100倍のえげつなさが伺えますよね。
ところが私は、特になにも考えずに『中辛(3倍)』を選んでしまいました。
せっかく記事にして紹介するのなら振り切った選択をするべきなのに、いったいなぜなのか。
とはいえ、せっかく食べたので味についても触れておきますね。
から麺 中辛(3倍)の味は?
いってしまえば、まったく辛くはないです。
ただひたすらにしょっぱい。
お酒を楽しんだ人たちに向けてつくっているからなのか、ただただ塩分が強かったです。
「これ、ご飯入れたらヤバイな」
なんて思いましたが、ラーメン自体にもかなりのボリュームがあります。
具材はひき肉ともやし。それに、炒った卵など。
スープによく絡むので、ご飯にかけて食べたい味でした。
そしてありがたいことに、から麺にはレンゲが2つ付いてくるんです。
ひとつは、通常のレンゲ。
もうひとつは、底にいくつかの小さな穴が開いたレンゲです。
この底に穴の開いたレンゲをつかえば、スープを拾わずに具材だけを食べることができます。
結局のところ、美味しいのか。美味しくないのか。
どちらかで表したいのですが、どうしても最初に出てくる感想は『しょっぱい』に尽きます。
飲んだあとなら、
「ああ~、おれいま体に悪いことしてるなぁ~」
と言いながら笑顔で食べるのですが、シラフだとどうしても塩分が気になります。
まとめ:メインターゲットになれるかどうかで評価が分かれる
ここで【すみたに】の情報をまとめておきましょう。
最初にお伝えした『合わない人にはとことん合わない』、その理由は以下のとおりです。
- 辛いものが苦手な人はわざわざ行く理由がない
- かなりしょっぱい
- 営業時間が20時~
やっぱりウリである『から麺』は100倍まであるとおり、辛いもの好きのためのものです。
『ゼロ辛』が食べたいから【すみたに】にいこう、という人は少数かと思います。
そして、しょっぱさ。
3倍ではなくもっと辛いのを頼めば相殺されたかもしれませんが、私にはちょっと塩分が強すぎました。
ただ、お酒を飲んだあとの〆にはたまらないだろうなと思います。
酔っていたら間違いなく『から麺』と『ご飯』を頼みます。
ガツンとくる味が最高においしく感じる瞬間です。
汁にご飯をひたすも良し。
具をすくってご飯に乗せるも良し。
どちらも間違いなくうまい。ぜったい幸せな時間になります。
メインターゲットになれたら最高の時間がすごせるに違いありません。
飲んだあとは【すみたに】。
ちょっとした合言葉のように唱えながら、次回は『から麺』の100倍にチャレンジ……するのですか?
「チャレンジします」と書こうとしたのですが、手が勝手に逃げました。
もしチャレンジしたら追記ではなく、ひとつの記事として書きますね。
きっとそのくらいのボリュームにはなるはずです。
それでは今回はこのへんで。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
さるあみでした。
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