「秋田駅西口にあった駐車場がずっと工事中なんだけどどうなるの?」
「あのロータリー、カーブがきつすぎ。なんとかして」
本記事は、そんなあなたに向けて書いています。
こんにちは、さるあみです。
今回はさくさくっと、秋田駅西口にある平面駐車場がどうなるのかをまとめていきます。
きっと、以前よりも大きな駐車場になると思われている方も多いはず。
ですので、先に結論をいってしまいます。
秋田駅西口の平面駐車場は、芝生広場に生まれ変わります。
名前は、秋田駅西口駅前広場。
イベント会場としてもつかえる、約4600平米の大きな広場です。
もう少し詳しくみていってみましょう。
なんで秋田駅西口前の駐車場はなくなったの?
実は、秋田駅西口前の平面駐車場は市が有する土地。
それをJR東日本秋田支社が借りることで、平面の駐車場として運営していました。
駅への送り迎えやちょっとした用事に利用する方は多かったのですが、ネックだったのは駐車台数の上限(55台)。
それを解決するために、駅に隣接するかたちで4階建ての駐車場(228台)が建てられました。
そのため、役割をおえた平面駐車場は2019年9月をもって営業を終了。
土地は市に返還されました。
そして令和2年春、ABS秋田放送新社屋からの放送にあわせて、『交通機能の改善』と『県の玄関口としてより良い環境づくりのため』に、芝生広場へと改修されています。
秋田駅西口前の駐車場が芝生広場になることでどうなる?
結論からいえば、『安全性』と『景観』の向上がみこめます。
なぜなら、芝生広場への改修工事により、ロータリーも改善されるからです。
秋田駅までの送迎でつかわれるロータリーですが、カーブが急。
これは『秋田駅西口駅前広場改修事業検討委員会』でも取りあげられた課題で、検討資料のなかにも、
“一般送迎車輌ロータリーの曲率半径が小さく、曲がりきれない”
とあります。
そして、ロータリーの急なカーブの改修と同時に、もっと送迎がしやすくなるように『6台分の乗降スペース』が設けられます。
さらに、これは7月の話になってしまうのですが、歩道に融雪設備も。
- 急カーブの改修
- 6台分の乗降スペースの確保
- 歩道に融雪設備
これら3つの改修工事により、いままでよりもグッと安全性が高まりますね。
芝生広場にすることには、急なカーブを改修し、かつ、送迎がもっとカンタンになるようにするという目的がありました。
秋田駅西口から見える『景観』には、緑がなかった
前の項で、芝生広場になることで安全性ほかに『景観の向上』がみこめるとお伝えしました。
実際、秋田駅前の景色をみて、あなたもこのように思いませんでしたか?
「緑がない」
「なんか美しくない」
「なんなら緑屋ももう緑色じゃないし」
電飾で彩られるクリスマスシーズンなんかはステキに映りますが、普段のぽぽろーどから見える景色はいかがでしょうか。
眼下にみえるのがバスターミナルと駐車場だけというのは、すこし寂しいものがあります。
同じような意見が議題にあがったのかはわかりませんが、市は環境面における改善をしようと動きました。
にぎわいをつくるのは『車の数』ではなく『人の数』です。
顔のみえない車中の人よりも、顔のみえる外を歩く人。
芝生広場となることで、表情と動きのみえるにぎわいが生まれるといいですよね。
秋田駅西口前の駐車場とロータリーはどうなる?:まとめ
まとめるとこのようになります。
Q、なぜ平面駐車場をなくしたのか
A、トピコ・アルスの駐車場が228台に増設され、役割を終えたため
Q、なぜ『芝生広場』なのか
A、交通機能の改善と、環境の観点から
Q、交通機能の改善とは?
A、
- ロータリーの急カーブの改修
- 6台分の乗降スペースを確保
- 歩道に融雪設備
Q、環境の観点とは?
A、秋田駅前には環境空間とよべるスペースがなく、それを補うため
というように、芝生広場となることで『安全性』と『景観』の向上が期待できます。
観光客の目にうつる景色が少しでも美しいものになるといいですね。
秋田県民としては、秋田駅前がもっと通いやすい空間となってくれることを期待します。
にぎわいをつくるのは人です。
人の行動と声が、秋田を盛り上げます。
2020年以降の秋田駅前は、まだまだ変化していきます。
今後の情報をお見逃しなく楽しんでくださいね。
それでは、今回はこのへんで。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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