こんにちは、さるあみです。
その名も『AkiCA』。
『ki』の部分が小文字で、残りは大文字となります。
Suicaとの相互利用もできるということで、期待している方も多いのではないでしょうか。
導入時期は『来春』。
2022年の3月下旬より使用できる予定です。
さて、そんな“やっと訪れた交通機関の電子決済化”ですが、ひとつ大きな注意点があります。
そちらに触れつつ、
- 使い方
- 利用可能なバス
- メリット・デメリット
をお伝えしていきます。
最後まで読んで、2022年の春を楽しみに待ちましょうね。
それでは、いってみましょう。
- 注意!『AkiCA』が使えるのはバスのみ。鉄道利用は2023年予定
- 『AkiCA』の使い方はSuicaとおなじ
- 『AkiCA』が利用可能予定のバスは4つ
- 『AkiCA』のメリット・デメリット
- シニア向けの『シニアアキカ』は2022年秋に導入予定
- 秋田市版Suicaの名前が決定。『AkiCA』導入のメリットは?:まとめ
注意!『AkiCA』が使えるのはバスのみ。鉄道利用は2023年予定
交通系のICカードで、Suicaとの相互利用もできるとなれば、まず期待されたのは電車での利用かと思います。
ですが、ここが大きな注意点です。
実は、2022年春の導入はバスのみ。
秋田市周辺の鉄道での利用ができるのは、さらに1年後の2023年春を予定しています。
『AkiCA』の使い方はSuicaとおなじ
『AkiCA』の使い方は簡単。
- カードに現金をチャージ
- 乗るときに端末へかざす
- 降りるときに端末へかざす
- 運賃が差し引かれる
という仕組みです。
現金のチャージはバス車内、もしくはコンビニなどで行えるようにするとのこと。
ちなみに、Suicaが使える地域ではSuicaとして使えるので、東京で『AkiCA』を使うこともできます。
逆に、Suicaを秋田で使うことも可能になるので、旅行先や出張先でつくったSuicaをお持ちの方はご利用ください。
また、『AkiCA』=Suicaということは、『AkiCA』はコンビニやスーパーでの買い物にも利用可能です。
キャッシュレス決済の手段をお持ちでない方は、決済用として持っていてもいいかもしれません。
『AkiCA』が利用可能予定のバスは4つ
- 各路線バス
- 秋田空港リムジンバス
- ぐるる
- マイタウンバス
『AkiCA』のメリット・デメリット
まずはメリットから。
- 支払がスムーズになる
- ダイヤの乱れがなくなる
- バス利用者が増える
- 新型コロナの感染予防にも
まず、支払いがスムーズになる。これが非常に大きいです。
支払い時間の積み重ねがダイヤにも影響しています。
1分1秒の遅れは、海外では小さきこと。
ですが、日本においては大きなことです。
特に出勤、通学時。
追われる時間ほど、小さな遅れが響きます。
そして、利用者増の期待。
これは私の経験談なのですが、運賃が財布に入っていないと不安です。
小銭でしっかりと、ぴったりと用意できていないと乗る気がおきません。
正直、バスに慣れていないので、両替のタイミングもよくわからないほど。
そんな私のような人にとっては、キャッシュレス決済とはまさに『渡りに船』。
小さな憂いを取りのぞいて敷居を下げてくれる、期待のカードです。
さらに、新型コロナの感染予防。
現金である以上、小銭とは人が触れたものです。
『AkiCA』の導入は、客とバス会社のあいだでの仕切りになると見られています。
最後にデメリット。
可能性の話をします。
- お年寄りにカードが浸透するか否か
キャッシュレス決済が広く浸透したのはここ10年のことです。
お年寄りは、いまだに現金で会計されることが多いのが現状。
カタカナ、横文字、アルファベット表記は、スルーされる可能性もあります。
メイン層である世代をどう取り込むかが大きな課題になりそうです。
シニア向けの『シニアアキカ』は2022年秋に導入予定
さて、そんなバス利用のメイン層であるシニア向けに、『シニアアキカ』が導入されます。
導入時期は、2022年秋頃。
『シニアアキカ』とは、現在の高齢者コインバス事業に対応したカードのことをいいます。
高齢者コインバス事業は、登録した秋田市の高齢者が、行先に関わらず1回100円で乗車できる制度。
現在は現金での支払いしかできず、紙の証明書も持ち歩く必要があります。
『AkiCA』が緑色なのに対して、『シニアアキカ』はオレンジ色をしており、色での判別も可能です。
また、シニアアキカの右下にはカタカナで『シニアアキカ』と表記されているので、お年寄りにもやさしい配慮となっています。
秋田市版Suicaの名前が決定。『AkiCA』導入のメリットは?:まとめ
現状では『Suica』との差はなく、『AkiCA』でなければならない理由はわずかしかありません。
たとえば、デザイン。
『AkiCA』の右半分には、竿燈をあげる人が描かれています。
ご当地Suicaとして取り上げられる日がくるかもしれませんが、それは観光客向けの訴求です。
秋田県民に向けた訴求としてはちょっと弱いのかな~という気がします。
とはいえ、『AkiCA』の目的は利便性にあります。
ふだんバスを使わない人が利用する理由にもなるので、秋田駅前のにぎわいも増すのではないでしょうか。
イベントに足を運ぶ人にとっても、居酒屋へ行く人とっても、買い物にいく人にとっても利用しない手はありません。
来春が待ち遠しいですね。
私もいち早くゲットしようと思います。
それでは、今回はこのへんで。
ここまで読んでいただきありがとうございます。